不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/6/23

首都圏既存マンション価格、3ヵ月連続で下落

 (株)東京カンテイは23日、2020年5月の三大都市圏における中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を発表した。

 首都圏の既存マンション価格は3,674万円(前月比0.7%下落)と3ヵ月連続で下落した。都県別では、東京都では平均築年数がやや進んだことから5,097万円(同0.8%下落)と再び下落し、神奈川県は2,837万円(同0.9%下落)と続落。一方で埼玉県(2,253万円、同0.3%上昇)や千葉県(2,077万円、同0.7%上昇)は再び上昇して幾分持ち直したが、前々月の水準までには至らなかった。

 近畿圏は2,439万円(同0.5%上昇)と、大阪エリアがけん引する形で再び上昇した。大阪府では大阪市をはじめ主要な行政区で概ね堅調となり、府平均は2,647万円(同0.8%上昇)と3月に記録した最高値を上回った。一方、兵庫県は2,143万円(同0.5%下落)と小幅ながら引き続き水準を下げた。

 中部圏は1,942万円(同0.2%下落)、愛知県も2,071万円(同0.2%下落)と下落した。

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