不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/7/7

首都圏既存木造戸建て価格、連続で上昇

 (株)東京カンテイは7日、2020年6月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,264万円(前月比0.2%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が5,272万円(同0.4%下落)と反転下落。神奈川県は3,421万円(同2.2%上昇)と反転上昇した。千葉県も2,184万円(同4.3%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇。埼玉県は2,494万円(同1.3%下落)と反転下落した。
 6月の価格は、5月に回復上昇した東京都と埼玉県は下落したが、神奈川県と千葉県が上昇に転じたことで、首都圏全体の価格を前月比プラスに押し上げた。

 近畿圏の平均価格は、2,427万円(同3.0%上昇)と、3ヵ月ぶりに反転上昇した。主要府県では、大阪府は2,712万円(同8.1%上昇)と反転上昇。兵庫県は2,381万円(同9.5%上昇)と5ヵ月ぶりに反転上昇した。京都府は2,940万円(同18.7%下落)と大きく反転下落。大阪府と兵庫県の上昇が、平均価格を押し上げる結果となった。

 中部圏は2,341万円(同0.3%上昇)と、3ヵ月連続の上昇。愛知県は2,790万円(同変化なし)と横ばいだった。

 福岡県は2,127万円(同3.6%上昇)と、反転上昇した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。