不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/7/20

全国のレインズ新規登録件数、3ヵ月ぶりのプラス

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2020年6月における全国の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は38万9,407件(前年同月比2.8%増)と3ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は4万6,527件(同3.5%減)となり、4ヵ月連続のマイナスだった。総登録件数は81万9,901件(同3.3%増)と、2ヵ月連続のプラス。

 物件別では、売り物件の新規登録件数は13万5,382件(同1.6%減)と3ヵ月連続でマイナスに。成約報告件数は1万6,311件(同2.5%減)と4ヵ月連続でのマイナスとなった。総登録件数は37万8,985件(同3.4%増)となり、38ヵ月連続のプラスに。

 賃貸物件の新規登録件数は25万4,025件(同5.3%増)、成約報告件数は3万216件(同4.0%減)。総登録件数は44万916件(同3.2%増)と62ヵ月ぶりにプラスに転じた。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が9万1,006件(同6.2%減)。このうち専属専任媒介が1万4,121件(同22.7%減)、専任媒介が4万1,330件(同5.2%減)、一般媒介が3万5,555件(同1.2%増)だった。

 成約報告件数のうち、媒介契約は1万2,999件(同7.4%減)。このうち専属専任媒介が3,080件(同26.3%減)、専任媒介7,771件(同1.0%減)、一般媒介2,148件(同7.1%増)。

 なお、売主物件は新規登録が4万2,339件(同9.2%増)、成約報告が3,213件(同22.2%増)だった。

この記事の用語

レインズ

レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。