不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/8/17

新型コロナ、不動産業界の85%が「マイナス影響」

 (株)帝国データバンクは、「新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査」(2020年7月)の結果を発表した。

 2月以降毎月調査しているもので、今回で6回目。調査は7月16~31日、全国2万3,680社を対象に実施し、1万1,732社から回答を得た。

 新型コロナウイルス感染症により、「マイナスの影響がある」と回答した企業は82.7%(前回調査比1.8ポイント減)。5ヵ月連続で80%を超えたものの、比率は3ヵ月連続で低下した。内訳は「すでにマイナスの影響がある」68.4%(同1.8ポイント増)、「今後マイナスの影響がある」は14.3%(同3.6ポイント減)。「影響はない」は10.2%(同2.0ポイント増)、「プラスの影響がある」は3.1%(同0.1ポイント増)となった。

 「マイナスの影響」を見込む企業を業界別にみると、最も多かったのは「運輸・倉庫」で87.5%。以下「製造」85.7%、「不動産」85.0%となった。「不動産」では、すでにマイナス影響が出ているという回答が71.5%、今後のマイナスを見込む回答が13.5%となった。また、「不動産」は「プラスの影響がある」という回答が0.5%となり、全9業界でもっとも低かった。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。