（株）東京カンテイは10日、2020年8月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50～100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,484万円（前月比0.7上昇）と反転上昇した。都県別では、東京都は5,359万円（同4.9％上昇）と反転上昇。神奈川県は3,916万円（同2.1％下落）、千葉県は3,907万円（同1.1％下落）、埼玉県は3,720万円（同2.0％下落）といずれも下落しており、首都圏全体では長期的には緩やかな下落トレンドが続く。
近畿圏は3,430万円（同2.0％上昇）と3ヵ月ぶりの下落。大阪府は3,293万円（同3.6％下落）と5ヵ月ぶりの下落。兵庫県は3,921万円（同4.0％上昇）、京都府は3,335万円（同2.3％下落）。
中部圏は3,718万円（同3.1％下落）、愛知県は3,766万円（同3.4％下落）と、いずれもに反転下落した。
