不動産ニュース / イベント・セミナー

2020/9/16

成功戦略とノウハウを披露/IREMがWebセミナー

 (一社)IREM JAPANは15日、「不動産管理会社の代表が語る、経営ノウハウと事業戦略」をテーマにWebセミナーを開催した。

 IREM JAPAN東京ブロック長の木内哲也氏((株)CFネッツ取締役副社長)をファシリテーターに、藤澤雅義氏((株)アートアベニュー代表取締役)、倉橋隆行氏(CFネッツグループCEO)、末永照雄氏((株)アミックス代表取締役社長)が自社の取り組みを披露。「経営理念・目標」「組織・人事福利厚生」「社員教育・育成」「事業戦略」「顧客サービス・社会貢献」の5項目について、それぞれが意見を述べた。

 藤澤氏は、「顧客に喜ばれ収入がアップし、社員が満足感を得ることを目指す。生産性を上げるためには、会社を大きくしなければならない」と話し、末永氏は、1年間かけて作成した期待する社員像および行動指針を披露。「『誠実』で『成長意欲』を持ち『共に成功』を目指す社員であってほしい。社員には四半期ごとに目標を設定してもらい、『Plan(計画)』『Do(実行)』『Check(評価)』『 Action(改善)』というPDCAサイクルを実践して成長につなげている」と話した。倉橋氏は、「まちに住む人たちのために不動産会社はある。地域において『なくなったら困る』会社にしたい」と語った。

 「組織・人事福利厚生」では、末永氏が社員のために用意した「収益不動産購入支援制度」について言及。「社員が収益不動産を所有することで、オーナーの立場や気持ちを理解してもらうことにつながる」とした。藤澤氏は、保険料を会社が負担し、社員が死亡・もしくは高度障害状態となった際、遺族または本人を保障する保険制度について説明。
 また、「社内でマネージャーを決めるときは立候補制とし、社員の主体性を尊重することで当事者意識を高めている」と藤澤氏。会社がコストを負担する「資格取得制度」(倉橋氏)、資格保有者ごとに行なう「勉強会」(末永氏)など、それぞれが「社員教育・育成」の取り組みについて話した。

 倉橋氏は、セミナー実施をYouTube配信にシフトしたと言及。「再生回数を見れば、どういう内容のセミナーに興味が集まるかが分かる。会場費のコストカットにもつながり、スケジュール調整も容易になり、生産性も高まった」とした。末永氏は、コロナ禍での営業サポートとして行なっている「オンライン社長挨拶」の取り組みを披露。営業社員が顧客を訪問する際、手持ちのPCで顧客と末永氏をつなぐというもので、「6~8月で約40人と会話をすることができた。今後は、建築士や税理士など、専門家がサポートしていく」とした。
 さらに、オーナーに提案する際のツール「空室対策100選」を藤澤氏が紹介。倉橋氏が「新規顧客を獲得するのも大切だが、これからは既存客へのサービスを充実させるべき」と話し、末永氏が社員の勤続表彰制度やオーナーへの感謝状贈呈の取り組みを披露し、セミナーを締め括った。

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