不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/5

岡山で新生活様式対応の分譲マンション/大和ハ他

「プレミスト岡山ザ・レジデンス」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)、近鉄不動産(株)、(株)長谷工不動産、四国旅客鉄道(株)、(株)エネルギアL&Bパートナーズは5日、分譲マンション「プレミスト岡山ザ・レジデンス」(岡山市北区、総戸数293戸)の概要を発表した。

 JR「岡山」駅から徒歩6分に立地。敷地面積約4,430平方メートル。鉄筋コンクリート造地上19階建て、延床面積約2万4,607平方メートル。ウィズコロナの新しい生活様式に対応した住宅として開発する。

 間取りは、2LDK~4LDK。専有面積は65.45~91.45平方メートル。全戸南向きで、通風と採光を確保する。また、在宅時間が長くなることによる電力料金の負担増加を軽減するため、高圧電力の一括受電を採用。中国電力グループから一括受電した高圧電力を各住戸に配電することで、個別契約より電気料金を最大15%削減する。

 共用部には、(株)関西TSUTAYAと連携し、「スタディルーム」を設置。テレワークや学習が行なえる一人席を配置したスペースで、教育や趣味に関わる約800冊の書籍を用意するほか、Wi-Fi環境も整える。

 開発地は2018年まで(株)天満屋が複合施設「遊プラザ」を営んでおり、19年に(株)長谷工コーポレーションが取得。その後、5社がマンション建設用地として購入した。マンションの隣接地では天満屋がスーパーマーケット「天満屋ハピーズ昭和町店」の整備も進めており、マンションの住民はマンション内に設置する専用カートで買い物ができるようにする。

 10月に着工済み。モデルルームオープンが21年2月、販売開始が同年4月の予定で、販売戸数、価格は未定。竣工・入居開始は23年3月となる予定。

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