不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/12/4

オンライン活用し新たなM販売手法/野村不UN

 野村不動産アーバンネット(株)は4日、オンラインを活用した新築マンションの新たな販売手法について発表した。

 ウェビナーによるプロジェクト説明会(Step1)、オンライン個別相談会(Step2)のいずれにも参加した顧客に、モデルルームを見学してもらうというもの。同社は5月、新築マンションのモデルルーム体験をオンライン上で実現する「おうちでモデルルーム」サービスを導入しており、同サービス利用後に寄せられたユーザーの声をもとに考えられた。

 Step1では、物件ホームページ非公開の情報も含め、立地の特徴、設計コンセプト、価格の考え方等について、約30分間の説明を実施。Step2では、間取り図や設備・仕様、予定ランニングコスト等、モデルルーム来場前に顧客が知りたい情報や、顧客の希望に合わせた物件の説明を実施。これら手順を踏んだ上で、モデルルームの見学予約を行なう。

 新築分譲マンション「ヴィークコート代々木参宮橋」(東京都渋谷区、総戸数61戸)において、購入検討者を対象に同手法で販売を実施。第1期販売44戸が成約した。モデルルーム来場者のうち約30%が同販売手法によりマンションを購入。モデルルーム来場前に詳細な物件情報を把握することができると好評で、多くの人が1度の来場で購入を決断した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。