不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/1/13

新築小規模戸建て価格、首都圏は反転下落

 (株)東京カンテイは12日、2020年12月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,455万円(前月比0.9%下落)と、3ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都が5,202万円(同2.3%下落)と3ヵ月ぶりに下落。神奈川県は3,986万円(同0.3%上昇)と反転上昇。千葉県は3,805万円(同2.3%下落)と2ヵ月連続の下落、埼玉県は3,714万円(同3.6%下落)と反転下落した。小規模戸建て価格は11月まで好調を維持したが、12月はやや下落傾向に。ただし、価格水準自体の変動は認められず、安定推移しているとみている。

 近畿圏は3,481万円(同4.2%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇。大阪府は3,344万円(同3.1%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇に転じた。兵庫県は3,954万円(同8.7%上昇)と反転上昇、京都府は3,446万円(同0.7%下落)と4ヵ月ぶりの下落となった。

 中部圏は3,848万円(同2.0%上昇)と反転上昇、愛知県は3,936万円(同0.1%下落)と2ヵ月連続で下落した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。