東京建物(株)と東京ガス(株)は13日、再生可能エネルギーを活用した環境配慮の取り組みを実施することを目的に、基本協定書を2020年12月に締結したと発表。
第1弾の取り組みとして、東京建物が開発した物流施設「T-LOGI(ティーロジ)久喜」(埼玉県久喜市)に大容量の太陽光パネルを設置する。発電した電力は施設構内で消費。環境に配慮した物流施設として、ZEB1の認証を取得する。消費しきれない余剰電力については、同社が所有する商業施設「スマーク伊勢崎」(群馬県伊勢崎市)に、東京ガスグループのサービス「ソーラーアドバンス」の仕組みを活用し、自己託送する予定。
東京建物は今後、建設を予定している「L-LOGI」シリーズにおいて、太陽光パネルの設置や省エネルギー化を推進。環境配慮型物流施設(ZEB物流)を実現する。東京ガスでは、「スマーク伊勢崎」へ電力融通する自己託送事業モデルを、グループ初の試みとして構築していく。
