不動産ニュース / 開発・分譲

2021/2/1

三井不、名古屋駅前で複合ビルを竣工

「名古屋三井ビルディング北館」外観

 三井不動産(株)は1月31日、複合ビル「名古屋三井ビルディング北館」(名古屋市中村区)を竣工した。

 近鉄名古屋線「近鉄名古屋」駅から徒歩2分、JR在来線・東海道新幹線「名古屋」駅から徒歩4分に立地。すべて地下街を経由して直結。敷地面積約2,248平方メートル。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上20階地下2階建て。延床面積約2万9,450平方メートル。商業施設、オフィス、同社が展開する法人向けのシェアオフィス「ワークスタイリング」等で構成する。

 3階および5~19階はオフィスフロア。フロア面積は約1,000平方メートル。ガラス面を広くとることで開放感を持たせ、一部フロアにはバルコニーも用意した。執務空間の一角には天井にダウンライトやスポットライトを配したコミュニケーションエリアや集中して知的創造作業を行なうスペースとして利用できるスポットも用意した。
 最上階の20階にはオフィスワーカー専用のリフレッシュガーデン「キタソラ」を設置。アイランドキッチンを設けており、貸し切りにも対応する。社内懇親会等での利用を想定している。

 12・13階は「ワークスタイリング名古屋」を、名古屋初の大型拠点として出店。フレキシブルサービスオフィス「ワークスタイリングFLEX」と多拠点型サテライトオフィス「ワークスタイリングSHARE」の両方を提供する。オープンは2月26日。

 地下1階~地上2階は商業エリア。「GUCCI」の名古屋旗艦店や「資生堂ビューティーサロン名古屋店」、飲食店など13店舗が順次入居する予定。

「アクティブペリメーター」の利用イメージ
リフレッシュガーデン「キタソラ」

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。