日鉄興和不動産(株)と(株)日鉄コミュニティは3日、分譲マンションの入居者からの問い合わせに対してAIを活用して回答するサービス「リビオAIスマート管理」を共同開発したと発表。今後日鉄興和不動産が分譲する新築マンション、および日鉄コミュニティが管理するマンションに順次導入していく。
「リビオAIスマート管理」は、管理員の勤務時間外や巡回等の不在時でも入居者への対応が可能なシステム。スマートフォンアプリやタブレットを介した音声対話に対応でき、対応言語も日本語のほか英語、中国語、韓国語の4ヵ国語を用意している。
入居者は、スマートフォン等があれば、24時間365日どこからでも気軽に問い合わせができるため、利便性向上につながるとしている。また管理会社から利用者への個別通知機能も実装することで、管理業務の効率化や管理員不測の解消も図る。
日鉄興和不動産が分譲するマンションでは、すでに「リビオレゾン入船」(8月竣工予定)、「リビオレゾン横濱関内」(11月竣工予定)など7物件での導入が決定している。