不動産ニュース / 仲介・管理

2021/2/24

横浜で高齢者見守りサービスの実証実験/R65

 (株)R65は22日、横浜市が実施する「セーフティネット住宅見守りサービス補助モデル事業」の見守りサービス事業者として登録されたと発表した。

 同事業は、賃貸人が抱える単身高齢者の入居受け入れに対する不安の軽減を図り、単身高齢者の民間賃貸住宅への入居促進および居住支援の充実につなげるのが目的。セーフティネット住宅に入居する単身高齢者を対象に「簡単・安心・安価」な見守りサービスを提供する事業者に対し、同市がサービス利用料の一部を補助するもの。実施期間は2020年12月1日~22年3月31日まで。

 同社は、高齢者見守りサービス「R65あんしん見守りパック」の実証実験を行なう。同サービスは、対象物件の電気使用量のデータを基に、普段と異なる電気の使用量を検知し、自動音声による電話とメール通知で登録者に異常を知らせるもの。孤独死が発生した場合に備え、家賃保証や原状回復費用等を保証する保険も付帯する。

 同社は今後、その他の行政や地方自治体とも連携し、単身高齢者の入居促進および居住支援の充実化に最適な見守りの仕組みを探っていく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。