不動産ニュース / 開発・分譲

2021/3/29

西五反田の再開発PJの名称「MEGURO MARC」に

「MEGURO MARC」外観イメージ(計画地北側から望む)

 JR東日本グループと野村不動産グループは29日、共同で推進している「(仮称)西五反田3丁目プロジェクト」(東京都品川区)の名称を「MEGURO MARC」に決定したと発表した。

 「MEGURO MARC」の「MARC」は、「MEGURO AROUND CITY」の略称。「自然な私に還るまち」をコンセプトに、一人ひとりの自分らしさを「出発点(=MARC(マーク)」として周り(=AROUND)と丸く(=MARC(マルク)つながるまちをつくるという思いを込めている。

 「MEGURO MARC」は、賃貸住宅・分譲住宅・オフィスの3棟からなる複合型のまちづくりプロジェクト。賃貸住宅棟(事業主:(株)ジェイアール東日本都市開発)の敷地面積は約3,860平方メートル、延床面積約1万8,570平方メートル、地上24階地下2階建て。分譲住宅棟(同:野村不動産(株)、(株)ジェイアール東日本開発)の敷地面積は約7,720平方メートル、延床面積約3万6,710平方メートル、地上32階地下1階建て。オフィス棟(同:(株)ジェイアール東日本ビルディング)の敷地面積は約7,790平方メートル、延床面積約3万8,720平方メートル、地上13階地下1階建て。

 3棟に囲まれた中央部分に広場を設け、多様な交流を促進する。賃貸住宅棟には保育施設を整備、子育て世代も暮らしやすいまちづくりを目指す。分譲住宅棟の共用部には、地域の人々も利用可能なシェアスペースを設置し、多彩な交流を促す。
 また、計画地内には多様な緑環境を創出するほか、隣接する公園も整備。オフィスビル、集合住宅などで、生物多様性に配慮した計画として「ABINC((一社)いきもの共生事業推進協議会)」の認証を取得している。

 オフィス棟の竣工は22年3月、賃貸住宅棟の竣工は同年10月、分譲住宅棟は23年11月の予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。