不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/3/31

新設住宅着工、20ヵ月連続で減少

 国土交通省は31日、2021年2月分の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は6万764戸(前年同月比3.7%減)と、20ヵ月連続の減少となった。新設住宅着工床面積は504万5,000平方メートル(同2.9%減)と、先月の増加から再び減少。季節調整済み年率換算値は80万8,000戸(前月比0.8%増)と、2ヵ月連続で増加した。

 利用関係別では、持家が2万390戸(前年同月比4.3%増)と、4ヵ月連続の増加。貸家は2万2,556戸(同0.4%減)と、30ヵ月連続の減少となった。分譲住宅は1万7,398戸(同14.6%減)で、先月の増加から再び減少。分譲住宅のうち、マンションは6,779戸(同27.5%減)、一戸建住宅は1万470戸(同4.0%減)。

 三大都市圏別では、首都圏が総数2万1,006戸(同5.3%減)、内訳は持家4,619戸(同10.4%増)、貸家8,956戸(同5.0%増)、分譲7,174戸(同22.7%減)。中部圏は総数7,021戸(同1.9%減)、うち持家3,049戸(同3.1%増)、貸家1,938戸(同1.8%増)、分譲2,024戸(同11.0%減)。近畿圏は総数1万324戸(同6.0%減)、うち持家2,828戸(同6.1%増)、貸家4,000戸(同10.8%増)、分譲3,474戸(同24.2%減)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。