不動産ニュース / 開発・分譲

2021/5/12

ESR、川崎に県内2件目の物流施設

「ESR 川崎夜光ディストリビューションセンター」外観

 ESR(株)は11日、物流施設「ESR川崎夜光ディストリビューションセンター」(川崎市川崎区)の竣工を発表した。竣工ベースでは全国で23件目、神奈川県内では2件目のプロジェクト。

 首都高速「大師IC」より2.7km、首都高速湾岸線「東扇島IC」より3.5km、国道15号より4.5km、京浜工業地帯の中心に位置する。敷地面積は3万6,364平方メートル。鉄骨造地上4階建て・耐震構造、延床面積は7万8,119平方メートル。

 建物は3階まで直接アクセスできるスロープ式。トラックバースは1階と3階に各34台整備し、2階と4階は荷物用エレベーターを設置。特別高圧電力での電力供給を行ない、ロボティクスや冷蔵冷凍、ハイスペックなシステム導入など、汎用性の高い、効率性を重視した設計とした。また、環境負荷の低減に配慮した建築計画により、「CASBEE」Aランクを取得、運営コストの低減にも貢献する。

 ESRは物流サービスを提供する(株)ダイワコーポレーションと2020年8月に同施設の全棟賃貸借契約を締結。21年5月より稼働している。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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