(株)不動産経済研究所は20日、2021年4月度の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,093戸(前年同月比121.3%増)と大幅に増加し、4ヵ月連続で前年同月を上回った。契約率は62.0%(同15.9ポイント減少)。
1戸当たりの平均価格は5,356万円(同56.0%上昇)、1平方メートル単価は77万5,000円(同22.2%上昇)で、いずれも2ヵ月ぶりの上昇となった。
即日完売物件は「アービング荒本駅前通り」2期(大阪府東大阪市、9戸、平均1倍、最高1倍)など4物件13戸。
月末時点の販売在庫数は3,508戸で、前月末に比べて20戸減少した。
5月の発売戸数は1,000戸程度を見込む。