不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/5/28

オフィス投資インデックス、引き続き低下

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は27日、2020年12月末の「JREI オフィス投資インデックス(JOIX)」を公表した。全国13都市81ゾーンに設定した地価公示地点からオフィスビル適地を選定し、当該地点上に最有効使用のオフィスビルを設定、調査したもの。半期(6・12月末)ごとに実施している。

 総合収益率(インカム収益率+キャピタル収益率)は、新型コロナの影響で東京都心5区が1.72%(前期比3.31ポイント低下)、大阪市1.21%(同6.88ポイント低下)と、いずれも前期比での低下が継続した。

 インカム収益率(純収益÷期首の資産価値)は、東京都心5区は4.56%(同0.27ポイント低下)、大阪市5.85%(同0.67ポイント低下)。いずれも空室率の上昇でわずかに低下となった。

 キャピタル収益率(【期末の資産価格-期首の資産価格】÷期首の資産価格)は、東京都心5区がマイナス2.84%(3.04ポイント低下)、大阪市がマイナス4.65(同6.23ポイント低下)。いずれも大きく低下し、マイナスとなった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。