不動産ニュース / 政策・制度

2021/6/15

令和3年土地白書、新型コロナの影響など盛り込む

 令和3年版の「土地白書」が15日、閣議決定された。

 白書は例年同様3部構成。第1部は土地に関する動向として、第1章では、不動産市場動向、土地問題に関する国民の意識調査結果などを紹介。全国平均、三大都市の地価が下落に転じたことや、不動産取引時の参考情報としてハザードマップの情報が上位に来ていることなど、土地問題に関する国民の意識調査結果などを紹介している。

 第2章では、国民の生命・生活を守るための土地利用等に係る取組として、新型コロナウイルス感染症による不動産市場等への影響と対応、防災・減災に対応した土地等の活用、東日本大震災からの復旧・復興の状況と土地利用に関する取組について報告した。

 また第2部では、令和2年度に政府が土地に関して講じた基本的施策について、第3部では令和3年度に政府が土地に関して講じようとする基本的施策について報告している。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。