不動産ニュース / 開発・分譲

2021/7/5

「三井アウトレットパーク 台湾林口」の第2期着工

「三井アウトレットパーク 台湾林口」第2期の外観イメージ

 三井不動産(株)は2日、台湾三井不動産股份有限公司が設立したプロジェクト会社・三新二奧特萊斯股份有限公司を通じて「三井アウトレットパーク 台湾林口」の第2期工事を着工した。

 台北市中心部から車で約30分、MRT「林口」駅から徒歩5分に立地。敷地面積は第2期が約2万7,920平方メートル(第1期との合計は約9万5,260平方メートル)、同延床面積約8万70平方メートル(同約22万650平方メートル)。第2期は、新北市が計画する、商業施設、エンターテインメント施設、ホテル、オフィス等で構成される複合開発「林口国際メディアパーク」に属している。同パークの完成は2025年頃の予定。

 「三井アウトレットパーク 台湾林口」は、16年1月の第1期を開業して以来、年間で延べ1,000万人前後が来場している。第2期では、約90店舗増加し、全体で約310店舗にする予定。台湾での知名度・関心が高いジャンル・ブランドの店舗誘致を図るとともに、「林口国際メディアパーク」の開発により将来見込まれる就業者からのニーズが強い飲食店舗の拡充、大型専門店やエンターテインメント施設の開設などを計画する。

 そのほか、地下バイク置場からレストランフロアへのフードデリバリー(配達員)用動線の整備や、非接触ボタン型エレベータの導入等、新たな生活様式にも対応する。

 開業は24年を予定。

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