不動産ニュース / その他

2021/7/12

活動自粛から脱却、オンラインで意見交換を活発化

 (一社)HEAD研究会の不動産マネジメントタスクフォース(TF)は9日、総会をオンライン形式で開催した。

 2021年度の委員長として、倉内敬一氏(健美家(株)代表取締役社長)を選任。年間テーマを「賃貸住宅の現状と近未来について研究し、情報発信する」に設定した。研究・推進していくテーマについては、倉内氏が提案。完全施行となった賃貸住宅管理業法に伴う管理会社の対応、家賃債務保証、高齢者・社会福祉と賃貸住宅との関わり、賃貸住宅の住環境と資産形成などを挙げた。また、コロナ禍における世界の状況と不動産事情や、賃貸不動産オーナーの資産承継と現状の課題などについて情報発信も行なっていく。

 倉内氏は、「新型コロナウイルス感染症の影響により、20年度は活動を自粛せざるを得ない状況だった。今年度は月に1度、テーマを決めてセミナーや座談会をオンラインで行なっていく。全国の会員とも活発に意見を交換し、他のTFとの関わりも強化したい」と活動の方向性を示した。

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家賃債務保証

住宅の賃貸借契約に当たって、家賃債務を担保するために求められる保証をいう。連帯保証人を立てる方法が一般的であるが、それに代わって、家賃滞納の場合に一時的に立替え払いするサービス(家賃債務保証サービス)が活用されることもある。

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