不動産ニュース / 開発・分譲

2021/9/9

軽井沢に中長期に対応するワーケーション施設

「Workation+ Cottage KARUIZAWA」外観

 森トラスト(株)は13日、ワーケーション施設「Workation+ Cottage KARUIZAWA(ワーケーションプラスコテージカルイザワ)」(長野県北佐久郡軽井沢町、定員10人)を開業する。

 企業やワーカーの多様なニーズに対応する施策「ワーケーション2.0」として、リゾートホテルにおいてスモールオフィス「Cozy Works」を併設し、各ホテルでさまざまなプランを用意。施設には高機能な空気清浄機「Pureマシーン」を設置しているほか、施設利用前後で利用者がPCR検査を円滑に受けられるようにすることで安全性も高めている。これまで8施設を展開してきた。

 「Workation+ Cottage KARUIZAWA」は、個人のみならず、プロジェクト推進や研修といった、企業のチーム単位でのワーケーションへのニーズの高まりを受け、中長期滞在利用にも対応する。北陸新幹線「軽井沢」駅から車で約15分の立地。敷地面積1,097.25平方メートル、延床面積200.27平方メートル。同社所有の2階建てコテージを改修。1階をワークスペース「Cozy Works KARUIZAWA Working Place」、2階を4室の居住空間とした。「Cozy Works」シリーズの1棟タイプは今回が初。1棟貸しはもちろん1階部分のみでも提供する。森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)が運営する。

 ワークスペースには、ホワイトボード、デスク、チェア、ソファ、オットマン、電源タップ、冷蔵庫、電子レンジ、冷暖房、Wi-Fi、空気清浄機を用意。居室は、各部屋にベッド2台、クローゼット、テレビ、保冷庫、洗面所、ユニットバスを備える。

 料金は、1階部分のみの利用の場合、半日利用で3万5,000円 1日利用で6万5,000円。1棟丸ごとの場合は最短1ヵ月から貸し出す。「軽井沢マリオットホテル」の地元食材を使用した限定ウェルネスワンプレートの提供や、周辺のウォーキングマップを使ったガイド付きウォーキングイベントの開催など、オプションサービスも提供する予定。

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