不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/1/28

首都圏の新築戸建て価格、全域で上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2021年12月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均登録価格は、4,170万円(前月比1.1%上昇)。エリア別では、東京23区が6,217万円(同0.9%上昇)、都下が4,462万円(同0.4%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市が4,821万円(同1.6%上昇)、神奈川県他が3,996万円(同1.0%上昇)、埼玉県さいたま市が4,203万円(同1.4%上昇)、埼玉県他が3,442万円(同1.0%上昇)、千葉県西部が3,884万円(同0.6%上昇)、千葉県他が2,997万円(同2.1%上昇)。価格は全般的に大幅上昇し、中でも東京都下、横浜市・川崎市、千葉県西部で前年同月比10%を超えた。8エリアすべてで17年1月以降最高額を更新している。

 既存マンションの平均登録価格は、3,598万円(同2.0%上昇)。エリア別では、東京23区が4,579万円(同1.7%上昇)、都下が2,846万円(同2.7%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市が3,300万円(同2.9%上昇)、神奈川県他が2,607万円(同0.2%上昇)、埼玉県さいたま市が3,030万円(同1.5%上昇)、埼玉県他が2,288万円(同1.1%上昇)、千葉県西部が2,499万円(同0.2%下落)、千葉県他が1,765万円(同1.4%上昇)。6ヵ月連連続で、8エリアすべてにおいて前年同月を上回る。東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)の6エリアが17年1月以降最高額を更新。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。