不動産ニュース / 開発・分譲

2022/2/1

自由が丘でテック人材向け賃貸住宅と店舗の複合施設

「arbre(アーブル)自由が丘」外観

 東急(株)は1月31日、ITエンジニア等のTECH人材向けコミュニティ型賃貸住宅(居室数:22室)と飲食店で構成する複合ビル「arbre(アーブル)自由が丘」の竣工を発表。2月より順次オープンする。

 東急東横線・大井町線「自由が丘」駅徒歩5分。建物は木造・一部鉄骨造地上3階建て。延床面積は約1,217平方メートル。

 1階の商業区画には、食を通じたサステナブルな社会への貢献に取り組む3店舗が3月から順次開業。コーヒーかすを培養土にアップサイクルした商品を製造・販売する等の取り組みを行なう「ONIBUS COFFEE」、オーガニックワインを中心に扱い生産者と購入者をつなぐイベント等を実施する「VIRTUS」、そして食料品を製造・販売する老舗ブランドの初の飲食店が出店する。

 2・3階の住宅区画は、(株)CEspaceが運営する賃貸住宅「TECH RESIDENCE JIYUGAOKA」で、2月1日より入居を開始した。ディスプレイ常設の共用ワークスペースを完備しているほか、定期的な入居者向けイベントやセミナーを開催し、自由が丘エリアのTECH領域を成長させるコミュニティが生まれる拠点づくりを目指す。居室は、水回りが共用のシェアハウスタイプ(17室)と、完全独立型のマンションタイプ(5室)を用意。賃料は9万4,000~12万6,000円。

 全館開業は22年5月末の予定。

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