給田北住宅マンション建替組合と、参加組合員である旭化成不動産レジデンス(株)、丸紅都市開発(株)は、「給田北住宅」(東京都世田谷区)マンション建替事業について世田谷区より建替組合設立認可を受け、5日に給田北住宅マンション建替組合を設立したと発表した。
「給田北住宅」は、1971年築の2棟からなる住宅団地。敷地面積1万2,043.86平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。総戸数は171戸。建築物の老朽化による居住環境の劣化が顕著で、どちらの棟も耐震性能満たしていない上に室内のバリアフリー化もなされていない。電気容量の不足や給水、ガスなどの設備関係にも不具合が発生していた。そこでマンション管理組合が中心となり約10年にわたり建て替えに向けて検討・協議を進めてきた。
2021年2月に世田谷区より「除却の必要性にかかる認定」を取得、5月に一括建替決議が成立した。
新たに地上4階地下1階建ての建物2棟を建設する。住戸数はA棟126戸、B棟123戸。8月に解体工事着工を予定しており、23年7月に本体工事に着工、25年6月の竣工予定。