不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/3/11

21年度3Qリフォーム工事受注高、21.6%増

 国土交通省は11日、2021年度第3四半期の「建築物リフォーム・リニューアル調査」結果を発表した。調査対象期間は、21年10月1日~12月31日。この期間に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事を対象に、建設業許可業者5,000者を調査した。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、3兆1,581億円(前年同期比21.6%増)。このうち、住宅に係る工事は1兆332億円(同17.1%増)、非住宅建築物に係る工事は2兆1,249億円(同23.9%増)と、いずれも2ケタ増となった。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が120億円(同50.4%減)、「一部改築工事」200億円(同15.2%減)、「改装・改修工事」8,397億円(同31.1%増)、「維持・修理工事」1,614億円(同16.7%減)。

 非住宅建築物は、「増築工事」が2,345億円(同275.1%増)、「一部改築工事」331億円(同5.7%減)、「改装・改築工事、維持・修理工事」1兆8,573億円(同14.9%増)だった。

 工事目的別の受注件数は、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が153万6,151件(同8.5%減)、「省エネルギー対策」6万6,361件(同27.6%減)の順となった。非住宅建築物も、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」73万6,650件(同24.6%増)、「省エネルギー対策」6万1,382件(同42.2%増)の順。

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