不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/5/9

土地価格動向DI、5期連続プラス/全宅連

 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会は6日、2022年4月時点の「不動産価格と不動産取引に関する調査報告書(第25回 不動産市況DI調査)」を発表した。

 3ヵ月前と比較した現状と、3ヵ月後の見通しの不動産価格・取引の動向を調査し、その結果を指数(DI)化したもの。DIは「横ばい」回答をゼロとして、「大きく上昇」「やや上昇」「やや下落」「大きく下落」のそれぞれの回答比率から、四半期ごとに算出している。調査期間は4月5~24日、有効回答数は225。

 土地価格動向DIは、全国で12.0(前回調査比1.2ポイント上昇)で、5期連続のプラスとなった。地域別にみると、北海道・東北・甲信越地区5.4(同2.9ポイント下落)、関東地区17.4(同0.8ポイント下落)、中部地区5.0(同7.0ポイント上昇)、近畿地区11.3(同2.5ポイント上昇)、中国・四国地区7.9(同4.3ポイント上昇)、九州・沖縄地区15.9(同4.8ポイント上昇)となった。

 3ヵ月後のDI値は、全国で7.3と予測。北海道・東北・甲信越地区は8.1、関東地区も8.1、中部地区は3.3、近畿地区は6.5、中国・四国地区は2.6、九州・沖縄地区は13.6と予測している。

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