不動産ニュース / IT・情報サービス

2022/7/1

既存マンションの売買プラットフォーム運用開始

「Wednesday」のトップページ

 既存マンションの買取再販事業を手掛ける(株)MUSUBU(東京都港区、代表取締役:石野智之氏)は1日、既存マンションの売買プラットフォーム「Wednesday(ウェンズデー)」の本格運用を開始した。

 米国の不動産市場で広がってきている、テクノロジーを生かした価格査定を用いて売り主から不動産を直接買い取るiBuyer(アイバイヤー)の考え方を取り入れたプラットフォームで、売り主が物件を売却する際は、独自のアルゴリズムによるオンラインでの即時査定、訪問査定の依頼、同社との売買契約をシステム上で行なえるようにした。同社によると、最初の査定依頼から最短2日で売買契約を締結でき、大幅な期間短縮・労力の削減が図れるという。買い取った物件は同社がリノベーションし、同プラットフォーム上の物件サイトで公開、販売活動を行なう。

 買い主には一人ひとりに専属の「コンシェルジュ」を付け、物件の検討や融資、取得後の再リフォーム等の相談をワンストップで受け付ける。LINE等を使った非対面相談もでき、オンライン内見や電子契約、IT重説にも対応することで、一貫してオンラインで取引を完結することも可能とした。

 対応エリアは首都圏全域。同社が販売するリノベ済みの既存マンションだけではなく、パートナー企業が販売するリノベマンションも取り扱う。常時80~100物件をラインアップし、ファミリー層を中心として幅広い需要に応えていく。

 同社では、現在年間160~170戸を販売。同プラットフォームの本格運用により、より販売戸数を増やしていきたいという。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。