(公財)東日本不動産流通機構は18日、2024年7~9月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
首都圏中古(既存)マンション成約件数は8,539件(前年同期比2.9%減)と、5四半期ぶりに前年同期を下回った。地域別では、東京都4,514件(同6.5%減)、埼玉県950件(同2.9%増)、千葉県1,078件(同9.7%増)、神奈川県1,997件(同3.1%減)。新規登録件数は4万6,428件(同4.9%減)だった。
1平方メートル当たりの平均成約単価は76万7,400円(同5.6%上昇)で、17四半期連続で上昇。すべての地域が前年同期比で上昇が続いた。特に東京都区部は117万3,700円(同11.4%上昇)で、大幅上昇となった。平均成約価格は4,875万円(同5.5%上昇)と、12年10~12月期から48四半期連続で上昇している。
既存戸建ての成約件数は3,478件(同12.5%増)と、3四半期連続で前年同期を上回った。平均成約価格は3,928万円(同2.2%上昇)となり、17四半期連続で前年同期を上回った。