不動産ニュース / 開発・分譲

2022/7/8

三井不、タイのサービスアパートメント4物件を年内開業

「アスコット トンロー バンコク」外観

 三井不動産(株)は8日、タイで進めているサービスアパートメント事業の4物件を2022年中に開業すると発表した。

 同社は、「MITSUI FUDOSAN ASIA DEVELOPMENT(THAILAND)Co,.Ltd.」(タイ三井不動産ディベロップメント(株))を通じて、共同事業者であるタイの大手ディベロッパー「Ananda Development Public Company Limited」と共にグローバルでの実績が豊富な「The Ascott Limited」(アスコット社)を運営会社としてサービスアパートメント事業を進めている。

 経済活動の本格的な再活性化を機に、「アスコット トンロー バンコク」(41階建て、451室)を7月15日にオープンする。また、8月には「アスコット エンバシー サトーン バンコク」(37階建て、393室)を、9月には「ライフ スクンビット 8 バンコク」(8階建て、196室)、10月には「サマセット パタヤ」(24階建て、324室)を開業。2020年12月に開業した「サマセット ラマ 9 バンコク」(35階建て、445室)も含め、バンコクおよびパタヤの全5物件が開業し、長期滞在や短期滞在などの多様なニーズに対応していく。

 「アスコット トンロー バンコク」は、BTS「トンロー」駅徒歩 3 分に位置。アスコット社の最高峰ブランドである「アスコット」の名を冠し、客室・共用部含めて最高品質のサービスを提供する。客室は35~140平方メートルまでの幅広いタイプをとし、短期滞在・長期滞在でも利用できる。

 「アスコット エンバシー サトーン バンコク」は、ビジネス地区の中心部サトーンに位置。病院やインターナショナルスクール等が集積し、利便性が高いことから、日本人をはじめ外国人駐在員および出張者にも人気のエリアとなる。客室は35~150平方メートル。1ベッドルーム以上のすべての客室にキッチンや洗濯乾燥機を完備している。

 「ライフ スクンビット 8 バンコク」は、BTS「ナナ」駅から徒歩 2 分。バンコク市内各地へのアクセスに優れた立地となる。多くの外国人旅行客が集い、人気の飲食店・エンターテイメント施設が多数集積するエリアで、短期滞在に特化した全196室のワンルームタイプの客室と、滞在者間のコミュニケーションを加速させるコリビングスぺース・共用キッチン・コワーキングスペース等の充実した共用部を備える。

 「サマセット パタヤ」は、タイ国内外の旅行客が多く訪れるビーチリゾートであるパタヤの中心地に位置。パタヤビーチまで徒歩5分と利便性が高い立地となる。客室は35~80平方メートルで、短期滞在ニーズをメインとしながらも1ベッドルーム以上のすべての客室にキッチンや洗濯乾燥機を完備する。

 それぞれの物件における宿泊予約や各種困りごとや相談に備えるため、すべて日本語で対応できる日本人対応窓口を設置する予定。

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