不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/8/9

銀座の路面店空室率、コロナ禍以降最大の低下

 シービーアールイー(株)はこのほど、国内主要店舗(路面店舗)の市場動向に関するレポート「リテールマーケットビュー2022年第2四半期(22年4~6月)」を公表した。

 東京・銀座のハイストリート空室率は3.1%(前期比1.4ポイント低下)。コロナ禍以降、最大の低下幅となった。1平方メートル当たり月額賃料は24万1,500円と、3期連続の横ばい。銀座エリアに路面店舗がないラグジュアリーブランドの出店ニーズがあるほか、既存店舗があるリテーラーの移転ニーズも見られる。銀座プライム賃料は40万円と横ばい。

 大阪・心斎橋の空室率は13.1%(同1.4ポイント低下)。賃料は14万2,000円と横ばい。前期に引き続き、御堂筋ではラグジュアリーブランドの出店ニーズが集まっている。ただし、賃料を押し上げるほどの強いニーズはなかった。心斎橋プライム賃料は25万円と、横ばいが続いている。

 名古屋・栄の空室率は0.0%(変動なし)。賃料は7万円(同0.7%下落)だった。募集物件では、幅広い業態からの出店ニーズが見られる一方、相場通りの募集賃料に対し、リテーラーの希望賃料がやや低いことが主因。栄プライム賃料は横ばいの10万円。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。