不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/8/31

新設住宅着工戸数、3ヵ月連続の減少

 国土交通省は31日、2022年7月の建築着工統計を発表した。

 新設住宅着工戸数は7万2,981戸(前年同月比5.4%減)と、3ヵ月連続の減少となった。新設住宅着工床面積は588万1,000平方メートル(同7.4%減)で、3ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は82万5,000戸(前月比2.4%減)と、先月の増加から再び減少した。

 利用関係別では、持家が2万2,406戸(前年同月比14.1%減)と、8ヵ月連続の減少。貸家は2万9,668戸(同1.5%増)で、17ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万612戸(同4.0%減)と、先月の増加から再び減少した。そのうちマンションは8,053戸(同11.7%減)で、先月の増加から再び減少。一戸建て住宅は1万2,461戸(同1.8%増)と、15ヵ月連続で増加している。

 三大都市圏では、首都圏が総戸数2万5,351戸(同2.5%増)。内訳は持家4,970戸(同8.8%減)、貸家1万1,665戸(同13.7%増)、分譲8,647戸(同3.6%減)。中部圏は総戸数8,048戸(同17.6%減)。内訳は持家3,252戸(同16.7%減)、貸家2,612戸(同16.9%減)、分譲2,143戸(同19.9%減)。近畿圏は総戸数1万1,445戸(同13.2%減)。内訳は持家2,903戸(同6.5%減)、貸家4,641戸(同16.8%減)、分譲3,847戸(同13.2%減)となった。

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