不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/8/31

不動産価格指数、住宅総合はわずかに増加

 国土交通省は31日、2022年5月(住宅)および22年第1四半期分(商業用不動産)の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出している。

 同月の住宅総合指数(季節調整値)は130.9(前月比0.3%増)。物件種別では、住宅地108.4(同1.0%増)、戸建住宅114.4(同0.9%減)、区分所有マンション182.6(同1.7%増)となった。

 都市圏別では、南関東圏は住宅総合139.0(同1.4%増)、住宅地118.5(同2.3%増)、戸建住宅116.5(同0.6%増)、区分所有マンション179.0(同3.0%増)。名古屋圏は住宅総合115.3(同0.5%減)、住宅地94.5(同2.7%減)、戸建住宅114.4(同4.8%増)、区分所有マンション170.1(同6.1%減)。京阪神圏は住宅総合134.4(同2.4%減)、住宅地116.0(同2.0%減)、戸建住宅117.3(同3.9%減)、区分所有マンション183.2(同1.7%増)。

 東京都の住宅総合は151.7(同2.4%増)、住宅地132.6(同6.3%増)、戸建住宅125.2(同4.0%増)、区分所有マンション182.5(同2.8%増)だった。

 商業用不動産の同四半期における総合指数は127.3(同横ばい)となった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

不動産価格指数

不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。