(株)細田工務店は7日、木造戸建注文住宅のフラッグシップと位置付ける新商品「GRAND RESUL t(グランリザルト)」の販売を開始。6日、「小金井・府中ハウジングステージ」(東京都小金井市)に設けたモデルハウスを関係者に公開した。
同商品は、木造軸組工法・耐震等級3の高強度躯体、高気密・高断熱・ZEH対応、大開口×大空間を基本に、防災機能、IoT、天然石・天然木を多用した内外装、「暮らしを軸組む」をテーマに家族それぞれの居場所を設けた空間デザインなどを盛り込んだ次世代型邸宅として提案するもの。
モデルハウスは、2階建て延床面積226平方メートル。外観は、壁面いっぱいに取られたLow-E木製サッシ、鉄平石貼りのファサードが特長。内装も、オーク材の無垢フローリングや木壁、漆喰塗壁などの天然素材を多用し、やわらかい雰囲気を演出するため、随所を曲面・曲線仕上げとしている。
2層吹き抜けのリビングは天井高約7m、2階のプライベートリビングも天井高3,600mmを確保した。家族それぞれの居場所として、階段下のヌックスペース、ウォッシュスペース&ワークスペース、マルチステージ、グリーンテラスなどを提案している。
また、全館空調やIoT機器で快適性を向上。長谷工グループが提案する「かまどベンチ」に加え、蓄電池、貯水タンクなどを備え防災性を高めている。
正式な販売価格は未定だが、最低受注金額4,000万円以上、同社の平均的な注文住宅受注単価(坪80万~100万円)を大幅に上回る予定。初年度受注件数25件前後を目指し、分譲住宅にも展開していく方針。なお、モデルルームは7~9日の3日間で70組の来場を集めた。