不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/2

日鉄興和不、大阪と神奈川で物流施設開発

「(仮称)LOGIFRONT門真」外観イメージ
「(仮称)LOGIFRONT厚木」外観イメージ

 日鉄興和不動産(株)は2日、物流施設「(仮称)LOGIFRONT門真」(大阪府門真市)、「(仮称)LOGIFRONT厚木」(神奈川県厚木市)の着工を発表した。

 門真は、第二京阪道路「第二京阪門真」IC約1.0kmの立地。敷地面積7,828平方メートル、延床面積1万7,482平方メートル、鉄骨造地上4階建て。竣工は2023年12月末の予定。

 縦長の敷地形状にトラックバース19台、トラック待機場6台を備える。ピロティ車路を兼ねた片面バースとして、荷主や転貸に対応できる二分割可能な汎用性のある計画とし、荷物用エレベーターや垂直搬送機をそれぞれ2機標準で装備。上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保する。制振タイプの座屈拘束ブレースを用いた制振構造とすることで、入居テナントのBCP対応にも配慮。環境対策として、全館LED照明やセンサー照明の採用等、環境や省エネルギーに配慮した設備を導入する。

 厚木は、首都圏中央連絡自動車道「相模原愛川」IC 約2.8kmの立地。敷地面積9,909平方メートル、延床面積2万256平方メートル、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上5階建て。竣工は24年3月末の予定。

 南東角地の整形敷地にトラックバース12台、トラック待機場15台を備える。約11mの柱スパンを基本とし、1~4階はブレースを配置しない庫内レイアウトに有効な平面計画を採用する。荷物用エレベーターや垂直搬送機をそれぞれ2機標準装備し、建物南北に配置することで、2テナントや転貸にも対応可能な汎用性を確保。2~5階にパントリーおよび休憩室(または喫煙室)を配置し、従業員の利便性・快適性に配慮するとともに、通勤者や貨物車両の出入口を分けることで安全性も確保する。

 両施設の着工で、同社の「LOGIFRONT」シリーズは10棟となる。

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