不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/2/13

新築戸建て価格、首都圏は4ヵ月連続の上昇

 (株)東京カンテイは9日、2023年1月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,525万円(前月比2.3%上昇)と、4ヵ月連続の上昇。22年10月以降、首都圏では全面的に上昇傾向となったが、1月もおおむね継続した。新築戸建て市場は、建築コストの高騰を受け上昇傾向が続いている。都県別では、東京都が5,858万円(同7.3%上昇)と2ヵ月連続の上昇、神奈川県が4,879万円(同2.8%上昇)と反転上昇。千葉県は3,770万円(同0.6%下落)と6ヵ月連続上昇から一転下落し、埼玉県も3,777万円(同0.8%下落)と反転下落した。

 近畿圏は3,464万円(同2.4%下落)と、2ヵ月連続の下落となった。主要府県別では、大阪府が3,592万円(同3.2%下落)と4ヵ月連続の下落。兵庫県が3,502万円(同1.9%下落)、京都府が3,631万円(同3.8%下落)と、いずれも2ヵ月連続で下落した。近畿圏は22年12月から引き続き全面下落している。

 中部圏は3,420万円(同0.8%上昇)と、2ヵ月連続の上昇。愛知県は3,640万円(同1.0%上昇)と、上昇に転じた。

 宮城県は3,280万円(同4.4%上昇)と反転上昇、福岡県は3,439万円(同2.2%下落)と下落に転じている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年12月号
若手がもっと輝く会社づくり!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/11/5

「月刊不動産流通2024年12月号」発売中!

特集は、「若者の力を生かす人材戦略」。企業の成長には若い人材の獲得と定着が不可欠ですが、インターネットが当たり前の時代に育った今の若者たちには、従来とは異なるアプローチが求められています。若手社員の育成や働きやすい環境の整備に力を入れている不動産事業者の取り組みを知り、新しい価値観を持つ若者たちがどのように活躍できるのか、そのヒントを探りましょう!あなたの企業でも、未来のリーダーを育てるための新しい視点を見つけるチャンスかも…?