不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/5/25

首都圏既存M、修繕積立金+管理費は2万3,954円

 (公財)東日本不動産流通機構は25日、2022年度の「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金」に関する調査結果を公表した。

 同年度に東日本レインズを通じて成約した首都圏中古(既存)マンションの1平方メートル当たりの月額管理費は197円(前年度比8円減)、1戸当たりでは1万2,480円(同159円増)。月額修繕積立金は1平方メートル当たり181円(同8円増)、1戸当たりでは1万1,474円(同310円増)。合計では1平方メートル当たり378円(同13円増)、1戸当たり同2万3,954円(同469円増)となった。1戸当たりおよび1平方メートル当たりの月額管理費は経年化するにつれて低下傾向。1戸当たり修繕積立金は、築10年を超えると190円台に上昇している。

 都県別の管理費は、東京都は1平方メートル当たり229円・1戸当たり1万3,482円、神奈川県は同178円・同1万1,790円、埼玉県は同158円・同1万671円、千葉県は同151円・同1万1,024円。

 修繕積立金は、東京都が同190円・同1万1,181円、神奈川県が同182円・同1万2,080円、埼玉県が同164円・同1万1,094円、千葉県が同163円・同1万1,953円となった。

 年間管理費の対成約単価比率は0.34%(同0.04ポイント増)、年間修繕積立金の対成約単価比率は0.32%(同0.2ポイント増)で、合計は0.66%(同0.24ポイント増)。1970年代と、バブル期の80年代後半から90年代前半に建築された物件は、管理費と修繕積立金(年間)の対成約単価比率が高い。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年12月号
若手がもっと輝く会社づくり!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/11/27

記者の目を公開しました

「『住まいの資産価値向上意識』を高めたい!」を更新しました。住まいを長持ちさせるためには大切な「外壁塗装」。しかし、家の中の手入れやリフォームと比較し、外壁のメンテナンスがおろそかになるユーザーは少なくありません。今回は住まいの資産価値向上に対するユーザーの意識を高めるため、省エネ性や快適性に寄与する「性能向上リフォーム(内窓施工)」と外壁塗装を組み合わせた提案を開始した、創建ペイントの取り組みを紹介します。