不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/4

旧ゆうぽうと再開発、「五反田JPビルディング」に

「五反田JPビルディング」完成予想図

 日本郵政不動産(株)は4日、「旧ゆうぽうと」跡地で開発を進めている大規模複合施設「五反田計画(仮称)」(東京都品川区)の建物名称を「五反田JPビルディング」に決定した。

 同施設は、敷地面積約6,700平方メートル、延床面積約6万9,000平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上20階地下3階建て。オフィス、シェアオフィス、ホテル、多目的ホール、商業施設等で構成する。1階がフードホール、2階がシェアオフィス、3階が多目的ホール、2~12階がオフィス、14~20階がホテルとなる。

 オフィスは、基準階フロア約1,000坪の無柱空間。スタートアップ向けシェアオフィスと機能を補完しあい、様々な企業とワーカーをサポートする。シェアオフィスは、都内5ヵ所で「co-lab(コーラボ)」を展開する、春蒔プロジェクト(株)が「co-lab五反田withJPRE」を運営。コワーキングスペース、ブース、3~30坪の15個室を設けるほか、水風呂完備の本格サウナも併設する。

 また、ホテルは星野リゾートが運営。品川区運営の多目的ホールは、ホール形式で約400席、カンファレンス形式で約80席確保できる空間を整備する。

 竣工は2023年12月の予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。