不動産ニュース / 政策・制度

2023/7/6

国交省、先導的な木造プロジェクトを採択

 国土交通省は6日、「木造先導・有料木造プロジェクト2023」の第1期募集の採択結果を発表した。令和5(2023)年度「サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)・有料木造建築物等整備推進事業」として4月に募集していた。

 中高層・大規模木造建築物の整備促進のため、構造・防火および生産システムの面で先導的な設計・施工技術を導入したプロジェクト(木造先導型)や、普及拡大期にある木造化技術を活用したプロジェクト(優良木造)を支援する。

 専門家で構成する評価委員会による評価の結果、木造先導プロジェクトが提案7件のうち2件、優良木造が提案10件のうち6件が採択された。木造先導プロジェクトに採択されたのは、エア・ウォーター北海道(株)による「(仮称)エア・ウォーターの森計画」(札幌市中央区、地上4階建て、事務所・店舗)と、伊藤忠商事(株)による「川崎市宮前区小台2丁目計画」(地上5階建て、寄宿舎)。

 優良木造プロジェクトは東京建物(株)の「(仮称)洗足池プロジェクト」(東京都大田区、地上6階建て、共同住宅)などが選ばれた。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。