不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/8/14

リースバック伸長/And Do 23年6月期

 (株)And Doホールディングスは14日、2023年6月期決算(連結)を発表した。

 当期(22年7月1日~23年6月30日)は、売上高が495億5,200万円(前期比19.7%増)、営業利益が31億7,600万円(同10.6%増)、経常利益が33億5,800万円(同13.9%増)、当期純利益が21億9,500万円(同12.2%増)の増収増益。

 フランチャイズ事業は、積極的な新規加盟店獲得を展開。新規加盟契約は114件を獲得し、累計加盟契約数は692件だった。スーパーバイザーの加盟店フォロー体制の強化や各種新規サービスの開発および提携企業の拡充を進め、新規開店店舗数は124店舗、累計開店店舗数は623店舗に。セグメント売上高は31億3,700万円(同5.1%減)、セグメント利益が20億5,400万円(同10.7%減)となった。

 ハウス・リースバック事業は、取組件数のさらなる拡大に向けた広告宣伝・人材投資の継続等により問い合わせ、仕入れ契約件数は順調に推移。1,147件を新規に取得し、1,082件を譲渡や処分、再売買した。保有不動産は累計673件。セグメント売上高は222億2,600万円(同53.8%増)、セグメント利益が32億5,000万円(同89.2%増)と大きく伸びた。

 金融事業は、全国ネットワークの査定力、販売力を生かし、不動産の活用による顧客の資金ニーズへの対応に注力。リバースモーゲージ保証事業では、提携金融機関の新規開拓、連携強化を図り、新規保証件数は421件、累計保証件数は1,185件となった。不動産担保融資では93件の融資を実行。セグメント売上高は5億1,300万円(同31.5%減)、セグメント利益は1億1,600万円(同15.7%減)だった。

 不動産売買事業は、取引件数は640件(同8.5%増)、セグメント売上高は198億6,900万円(同7.8%増)、セグメント利益は17億8,200万円(同5.4%増)となった。

 次期は、売上高573億7,000万円、営業利益36億円、経常利益36億円、当期純利益23億7,600万円を見込む。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年8月号
人材が不足するこの時代…。
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/7/26

記者の目を公開しました

人身売買被害者からホテル経営者へ(後編)」を更新しました。

インドで生まれ、10代のときに人身売買被害にあったPK氏。いよいよアメリカンドリームを掴むきっかけとなった“ホテル”との出会いを果たします!!
前編をまだご覧になられていない方は、前半からご覧ください。