野村不動産(株)は30日、タイ・バンコクのプロンポンエリアにおいて、サービスアパートメント・ホテル「Staybridge Suites Bangkok Sukhumvit」(客室数411室)をオープンしたと発表。タイで2棟目のサービスアパートメント・ホテル事業となる。
同物件は、各国駐在員が多く住むバンコク中心部に位置。BTS「プロンポン」駅徒歩8分の立地で、日本人駐在員が通勤する工業団地へのアクセスに便利な高速道路の乗り口が近くにある。敷地面積5,741平方メートル、延床面積4万7,858平方メートル。地上24階建て・地上29階地下1階建てのタワーで、両棟は2つのブリッジで接続されている。IHGホテルアンドリゾートが運営を行なう。
客室は、28~70平方メートルまでのタイプを用意。短期・長期滞在問わず利用できる。全客室にウォシュレットを設備。日本人利用を想定し、共用部には大浴場、サウナ、ゴルフシミュレーター、大規模ラウンジ、コワーキングスペースを備える。
また、29階建てタワーの下層階(地下1階~地上5階)に商業施設「Neighbor 24」をオープン。スーパーやカフェ、物販店舗、温浴施設などを誘致する。
同社は2022年、ORIGIN PROPERTY PUBLIC CO.,LTD.グループと戦略的提携合意書を締結。タイにおける不動産開発事業の協力体制のさらなる強化・拡大を図り、着実な事業成長を目指す。