不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/9/5

景気DI、不動産は3ヵ月ぶり改善/TDB

 (株)帝国データバンクは5日、2023年8月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。有効回答数は1万1,571社。

 同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は44.9(前月比0.3ポイント減)となり、2ヵ月ぶりに悪化した。10業界中7業界で悪化。台風の上陸による人流・物流の混乱やエネルギー価格の高騰が影響した。一方でインバウンド需要は好調だった。

 「不動産」は49.6(同0.8ポイント増)と3ヵ月ぶりに改善した。「全般的に買い意欲が続いている」(建物売買)「来店客数、売上とも回復基調」(貸事務所)といった声が聞かれた。一方で「価格が上がり過ぎて取引件数が少ない」(土地売買)といった声もあった。

 今後の国内景気について、同社は「好材料と悪材料が混在する中で、おおむね横ばいで推移するとみられる」と予測している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年11月号
 “令和的”不動産店舗って?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/10/5

「月刊不動産流通2024年11月号」発売中!

「月刊不動産流通2024年11月号」好評発売中です。

特集は、「働く、集う、楽しむ。“令和的”不動産店舗 」。コロナ禍やDXの推進等も契機となり、私達の働き方は大きく変わりました。そうした中、これまで以上に集まりたいと感じるオフィス・店舗の整備に注力する企業も見られます。今回は、外観や内装のデザインなど趣向を凝らし、ユーザーやスタッフが集いたくなる店舗運営に取り組む不動産会社を取材しました。

実務に役立つ連載コーナーも豊富に掲載しています。noteでの試し読みも♪