不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/9/20

レインズの成約報告件数、4ヵ月連続の増加

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2023年8月の指定流通機構活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は32万2,993件(前年同月比2.5%増)と、増加に転じた。成約報告件数は3万8,859件(同2.1%増)と4ヵ月連続してプラス。総登録件数は87万8,928件(同2.3%増)と、5ヵ月連続してプラスとなった。

 売り物件は、新規登録件数が10万6,472件(同17.3%増)と8ヵ月連続してプラス。成約報告件数は1万2,291件(同0.9%増)と3ヵ月連続のプラスとなった。総登録件数は38万1,419件(同24.1%増)と15ヵ月連続のプラスとなった。

 賃貸物件の新規登録件数は21万6,521件(同3.5%減)と18ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は2万6,568件(同2.7%増)と4ヵ月連続のプラス。総登録件数は49万7,509件(同9.9%減)と、12ヵ月連続のマイナスとなっている。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録のうち媒介契約が6万4,972件(同5.4%増)。そのうち専属専任媒介は9,750件(同0.5%増)、専任媒介は3万3,599件(同8.7%増)、一般媒介は2万1,623件(同3.0%増)だった。売り主は3万9,621件(同42.6%増)、代理は1,879件(同1.8%増)。

 成約報告では媒介契約が9,899件(同2.1%減)。うち、専属選任媒介が1,920件(同9.6%減)、専任媒介が6,447件(同0.5%減)、一般媒介は1,532件(同1.4%増)。売り主は2,348件(同15.8%増)、代理は44件(同0.0%増)だった。

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