(株)不動産経済研究所は20日、2023年10月の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,293戸(前年同月比39.0%減)と、2ヵ月ぶりに前年同月を下回った。契約率は78.0%(同3.6ポイント上昇)と、3ヵ月連続の70%超え。
1戸当たりの平均価格は3,851万円(同28.3%下落)と、2ヵ月連続の下落。1平方メートル単価は79万円(同5.4%下落)と、2ヵ月ぶりに下落した。
即日完売物件は、「ジオタワー新町」2期23・24次(大阪市西区、2戸、平均1.5倍、最高2倍)など、4物件27戸。
月末時点の販売在庫数は2,666戸で、前月末から96戸減少した。
11月の販売戸数は1,500戸程度を見込む。