不動産ニュース / 開発・分譲

2024/1/25

三菱地所、タイ最高層オフィスビルがグランドオープン

「One City Centre」外観(中央右の高い建物。RML 548 Company Limited提供)

 三菱地所(株)は、タイで開発を進めてきたオフィスビル「One City Centre」(タイ・バンコク)が24日にグランドオープンしたと発表。三菱地所グループ初となるタイ国内でのオフィス開発事業。

 タイの大手ディベロッパーであるRaimonLand Public Company Limited社(以下、「RML社」)と共同で進めてきたプロジェクト。2023年3月に竣工した。
 各国の大使館や高級ホテル、ショッピングモールが集積するセントラル・ルンピニエリア内に立地。BTS(高架鉄道)スクンビットライン「プルンチット」駅にスカイウォークで直結している。敷地面積約9,700平方メートル、地上61階地下4階建て。延床面積約11万6,000平方メートル。

 オフィス棟(地上61階建て)と商業棟(3階建て)の2棟構成。オフィスフロアの面積は1フロア当たり約1,370平方メートル、天井高は3,000mmの無柱空間を実現。内部階段用のノックアウトパネルも設置した。高層階への輸送効率を考慮し、37階にスカイロビーを導入。高層階にはルーフトップバーやレストランを設けた。さらに敷地内および低層階には、街区面積の半分を占める広場空間や商業施設なども整備し、人気日系飲食店やタイ国内で人気のフードコートを誘致している。

 オフィスと飲食・リテールを合わせた総貸付面積は約6万1,000平方メートルで、日系企業がタイで手掛けたオフィス開発物件としては過去最大規模の貸付面積となる。

 総事業費は日本円で約361億円。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。