不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/4

JR東、公共施設付き賃貸住宅の初弾

「ekism国立」外観パース

 (株)ジェイアール東日本都市開発は4日、複合賃貸住宅「ekism(エキスム)国立」(東京都国立市、総戸数98戸)を竣工、7日に開業・入居開始すると発表した。店舗や公共施設などを併設した複合賃貸住宅「ekism」の初弾。

 JR「国立」駅徒歩2分で、JR東グループによる駅直結の商業施設「nonowa国立SOUTH」に隣接している。敷地面積は2,695.12平方メートルで、建物は鉄筋コンクリート造9階建て、延床面積は6,113.74平方メートル。

 入居者向けの共用ラウンジは、天井高最高約3.9mの開放的な空間とし、壁面緑化や木質テーブルなどによって落ち着きのある空間に仕立てた。青山ブックセンターのブックコンサルティングサービスによる書籍提供なども導入している。

 専有面積50平方メートル以上・2LDK・3LDKの48戸において東京都の「こどもすくすく住宅認定制度」の設計認定を取得。さらに1階では2025年に、国立市が運営する「子育ち・子育て応援施設」が開業する予定するなど、子育て世帯を支援する賃貸住宅としている。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。