不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/12

枚方市駅再開発事業の複合施設、5月に竣工

「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 京阪ホールディングス(株)、京阪電気鉄道(株)、京阪電鉄不動産(株)は11日、3社が組合員の一員として参画してきた「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」(大阪府枚方市)の第3工区の複合施設「ステーションヒル枚方」が5月31日に竣工すると発表した。

 同事業の詳細は、過去のニュースを参照。「ステーションヒル枚方」は、京阪電鉄本線「枚方市」駅に直結。主要施設には店舗、事務所、ホテル、住宅など。

 1~5階の商業エリアは、既存の高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」と合わせた商業施設「枚方モール」となっており、“暮らしのための便利使い”をコンセプトに、食品を中心にファッション、ライフスタイル、サービス店舗をそろえた。3階の屋内アスレチック施設「トンデミ」は関西初出店。5階には、中庭やガーデンテラスを備えたパブリックスペース「ひらかたデルタ」を設けた。

 7~17階はオフィス、19~26階は「カンデオホテルズ大阪枚方」となっている。26階には露天風呂付きのスパを設置する。賃貸マンション「THE TOWER HIRAKATA」(総戸数202戸)は、鉄筋コンクリート造地上29階建て。専有面積31.23~91.3平方メートル。

 住宅とオフィスは6月1日から順次入居を開始。ホテル開業は同月30日で、商業エリア開業は9月上旬を予定する。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。