(公財)東日本不動産流通機構は10日、2024年4月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,251件(前年同月比10.1%増)と、11ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都1,812件(同16.2%増)、神奈川県718件(同1.4%増)、埼玉県348件(同8.1%増)、千葉県373件(同2.2%増)と全地域で増加した。
1平方メートル当たりの平均成約単価は78万800円(同11.3%上昇)となり、48ヵ月連続前年同月比でプラスに。1件当たりの平均成約価格は5,018万円(同11.9%上昇)で、47ヵ月連続で前年同月を上回った。平均専有面積は64.27平方メートル(同0.6%拡大)。
新規登録件数は1万6,902件(同2.1%減)。在庫件数は4万6,027件(同0.9%増)で、27ヵ月連続で前年同月を上回った。
既存戸建ての成約件数は1,223件(同14.2%増)と、前年同月比で2桁増となり、5ヵ月連続で前年同月よりも増加した。平均成約価格も4,035万円(同4.4%上昇)と、5ヵ月連続で上昇した。