不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/5/16

首都圏分譲マンション賃料、6ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは16日、2024年4月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 首都圏の平均賃料は3,654円(前月比0.8%上昇)と6ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都は4,192円(同0.6%上昇)と上昇。神奈川県は2,782円(同4.4%上昇)と、横浜市や川崎市、藤沢市など賃料水準が高いエリアで築浅事例が増加したことから大幅に上昇した。一方で、埼玉県2,008円(同1.0%下落)、千葉県2,092円(同1.6%下落)は下落した。

 近畿圏の平均賃料は築浅事例が増加した大阪エリアのシェア拡大による影響で、2,297円(同2.2%上昇)と4ヵ月連続で上昇した。府県別では、大阪府は大阪市がけん引する形で2,644円(同3.0%上昇)と大幅に上昇。兵庫県は平均築年数が進み、1,806円(同0.9%下落)と下落し、直近1年間での最低値を記録した。

 中部圏の平均賃料は1,956円(同0.1%下落)、愛知県が2,018円(同0.3%下落)といずれも下落した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆