東京都は15、16日の2日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「SusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Program」を開催。国内外から多くの来場者を集めた。
SusHi Tech Tokyo はSustainable High City Tech Tokyoをもじったもので、東京発のイノベーションを創出するとともに未来の都市モデルを国内外に発信する国際イベント。昨年に続き2回目となる今年は、未来の食やモビリティなどを実際に体験しながら2050年の東京を感じることができる「ショーケースプログラム」(開催日4月27日~5月26日)、アジアや世界を代表するスタートアップ、投資家、大企業、国・都市、学生など多様なプレーヤーが集う「グローバルスタートアッププログラム」(同5月15、16日)、世界五大陸の都市のリーダーが一堂に会する「シティ・リーダーズプログラム」(同5月15~17日)の大きく3つのプログラムが組まれた。
「グローバルスタートアッププログラム」では、セッション、ピッチコンテスト「SusHi Tech Challenge 2024」、ブース出展などが実施された。セッションでは、国内外の様々な分野のリーダーが4つのステージで「未来の都市を構想する」「テクノロジーの未来を語る」「スタートアップを育む」の3テーマで講演。130人以上が登壇し、40以上のセッションが行なわれた。ピッチコンテスト「SusHi Tech Challenge 2024」は、世界43の国・地域から507社が応募し、書類審査等を経て決定したスタートアップ20社によるセミファイナル、ファイナルを開催。独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップの(株)ファーメンステーション(東京都墨田区、代表取締役:酒井里奈氏)が最優秀賞に輝いた。ブース出展では、400社以上のスタートアップ、計40を超える国・都市・地域が出展。三井不動産(株)、住友不動産(株)、三菱地所(株)など日本の不動産関連各社も名を連ねた。
次回は、25年5月8、9日の開催を予定する。